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写意画・無根樹100首-第62首#565|高精細ダウンロード版

¥12,000 (税込)

高精細の美術印刷およびモニター・テレビでの鑑賞に対応したデジタル作品データです。

  • 画像サイズ:7922 × 11200 px
  • 解像度:300 × 300 ppi
  • 形式:JPEG
  • Content Credentials:付与済み
  • 提供方法:決済確認後のデジタルダウンロード
  • ダウンロード可能回数:各販売ファイルにつき5回
  • ダウンロード有効期限:購入日から300日間

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商品コード: 100-062565 カテゴリー: , ,
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 無根樹の詩には、天地との調和、陰陽の循環、無限の可能性を秘めた「根源的な力」が表現されています。
 この絵は、中国の武当山に代々伝統的に伝わってきた、符図として観念を写意した写意画で、行気(ぎょうき=気の流れ)によって、観念化された意が画面に宿る技法にて描きます。
座る人物が符図を掲げ、気の流れとともに描かれた写意画。道(タオ)の世界を象徴する霊的な図像が、観る者の心に響き、天地との調和と精神的な静けさをもたらす。 道(タオ)の世界には、「符図(ふず)」と呼ばれる霊的・象徴的な図像があります。
 これは一種の呪符でありながらも、単なる宗教道具にとどまらず、写意的に描かれた霊的絵画で、観る者の精神面に直接働きかける精神感応的な美術としての力を持っています。
 そのため、古来より多くの人々が、不老長寿、健康、吉祥、家庭の調和などを願い、こうした道家的写意画や符図を自宅や書斎、寝室に飾ってきたのです。絵を見ることは、単に美を愛でるのではなく、生活に「道」の気配を招き入れ、心身を調律するための行いとされていました。
 このように写意画は、単なる絵画表現にとどまらず、人の精神・生活・宇宙との調和を媒介する芸術です。
 この写意画は、「目で見るもの」ではなく「心で感じるもの」です。
 それは道(タオ)と通じ、自然の気と共鳴し、観る者の内面を静かに動かす力を持ちます。
 符図や写意画は、古より今に至るまで、”人の魂に語りかける「霊なる絵」”として息づいているのです。
 下記にこの写意画の意となる「哲理詩」無根樹の原文と、現代日本語訳とその解釈を添えておきましたので、是非お読みください。
 ※無根樹の作者「張三丰(1247年〜?)」は、太極拳を確立した人物としても有名で、太極拳にもこの無根樹を適用しました。補足として、武当山に伝わってきた太極拳との関連解釈も記載しておきました。

無根樹・第62首

写意画・無根樹100首-第62首#565– 道(タオ)の哲理詩に基づく写意画アート作品

原文

無根樹,花正白,心隨氣運,無礙無阻。陰陽和合,氣順如水。無為而無所不達。

現代日本語

根のない木に、白い花が咲く。
心は気の流れに従い、何の障害もなく巡る。
陰と陽が調和すれば、気は水のように滑らかに流れる。
無為でありながら、成し得ないことは何もない。

解釈

この詩は、「心の自由な巡りと自然の調和」を表しています。
無根樹に咲く白い花は、執着のない純粋な心を象徴し、気に従って動くその姿は、無為自然の理を示しています。
【1】無根樹,花正白(むこんじゅ はなまさにしろし)
 根を持たない木に咲く白い花は、無垢でありながら自由な存在です。白は純粋・無為の象徴であり、あらゆる物事から解き放たれた状態を示しています。
【2】心隨氣運,無礙無阻(こころはきにしたがいてめぐり さわりなくとどこおりなし)
 心は気の流れに従い、自然に動く。何にも妨げられることはなく、まさに自然体での心の在り方です。
【3】陰陽和合,氣順如水(いんようわごうして きはみずのごとくじゅんず)
 陰陽が調和すれば、気の流れは滞ることなく滑らかになります。これは道家思想における理想的なバランスです。
【4】無為而無所不達(むいにして とどかぬところなし)
 無理に何かを為そうとせずとも、自然のままであれば、すべては成就されていく。まさに「無為自然」の完成形です。

太極拳との関連解釈

第62首は、太極拳の柔らかく、自然な動きと精神の一致を体現しています。
【1】無根樹,花正白:心の無垢と軽やかな構え
 根のない状態は一見不安定だが、それこそが柔軟性の極み。白は初心に帰ることを意味し、身体も心も軽やかに保たれます。
【2】心隨氣運,無礙無阻:気と心の一体化
 気に乗って心が動くことは、太極拳における「意到気至」「気到力到」に通じます。内外が滞らなければ技は自然と通じます。
【3】陰陽和合,氣順如水:陰陽調和の動作
 太極拳の動きは常に陰陽を行き来し、剛柔一体の流れとなる。気の運行は水のように絶えず変化し、流動的でありながら秩序があります。
【4】無為而無所不達:最上の太極の境地
 技巧を超え、無為の境地に至ることで、力むことなくすべてを成せるようになります。これが太極拳の最終目標といえるでしょう。

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